サービスと対価

本文と写真は関係ありません

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今日は先日Twitter等で見かけたファミレスで子供が騒いでいるのを注意するかどうかという話題からサービスと対価の関係について個人的に思う事を書きたいと思います。

アメリカに暮らしているとこのサービスと対価というのが非常に分かりやすいです。私の数少ない高級レストランでの経験でもプロフェッショナルな本当のサービスというのが体験できたと思っています。逆にいうと日本式のサービスはどちらかというと形式的な印象を受けます。 

基本的にこちらではサービス業にはチップが発生します。(これも最近では形骸化していてしょーもないサービスに嫌々払わされる事もありますが‥) これはサービス業に従事する人には貴重な収入源になったおりまして高いレストランでは必然的に高額のチップが必要になりますのでやはりそれに見合ったサービスを期待します。 

逆に日本でいうファミレスに当たるダイナーなんかでは多少愛想が悪くてもチップも少額なので気になりません。もちろん期待値よりサービスの質が良ければその分チップを弾みます。 

つまりお金をもらってサービスを提供してる=プロフェッショナルなサービスだと言えると思います。 前述した高級レストランなんかでは最初の期待値が高い訳ですからお客様の期待を良い意味で裏切らなければ優れた「本当の」サービスにはなりにくいわけです。

「本当の」と言うのはマニュアル通りのサービスではなく(最低のクオリティをキープするためにマニュアルは必要だと思いますが)、本当に一人一人のお客様にあったサービスが出来ているのか、お店の都合でないお客様の来店経験を向上させるサービスなのか、だと思っています。

私の店でもチップ制を採用しています。たとえそれが$5であっても対価をいただく以上、自分自信も「本当の」サービスが出来るように努力し続けていきます。 

たまに日本に帰るとコンビニとかでもとても丁寧に接客されてかえって恐縮するほどです。 価格にあったサービスが受け入れられれば働く人のモチベーションアップにも繋がるんじゃないかなーなんて思ったりします。

Aki

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