ナイアガラの滝を見にいこう!
NY近郊の観光地、といえば真っ先に思いつく人も多いのではと思われるナイアガラの滝。
実は我が家、まだ行ったことがなかったんですよね。近いからいつでも行けると思って、結局行かずじまいのアレです。
ですがついにこの度、春休みにどこか近場でということで、2泊3日の日程で行ってきました、初ナイアガラの滝。
ナイアガラの滝といえば、アメリカ側とカナダ側のどちらから見るかというのがあるかと思います。
今回我が家は、コロナ禍の状況で出入国の規制が流動的だったこともあり、アメリカ側のみの滞在で予定を立てました。その後出発近くになってから隔離やテストの必要がなくなったので、急きょカナダ側にも行ってみることに。
旅の初日は、夕方までにホテルに到着というスケジュールで、朝自宅を出発。NJの自宅からナイアガラの滝までは車で7時間ほどです。
途中でランチをはさんだのですが、バッファローウィング発祥の地がナイアガラの滝近くと聞き、知り合いに勧められたお店、Duff’sに立ち寄ることに。
元祖バッファローウィングの店も近くにあったのですが、こちらの方が美味しいという知人の意見に従いました。
何店舗かあるのですが、私たちが行ったのはオリジナルのSheridan-Millersport店。
ここね、いや本当においしい!ソースが絶品で、今まで疑問に思っていたアメリカ人のバッファローウィング愛を納得させられるものでした。
ソースの辛さは選択可能。今回は子連れだったのでマイルドにしましたが、それでもピリ辛でした。辛いのが苦手なお子さんには、チキン以外のメニューも豊富なのでご安心を。
その後はホテルへ移動。今回滞在したのはアメリカ側のHyatt Place Niagara Falls。
長期滞在用のホテルなので建物自体が小さめ、また設備やサービスも少なめですが、なんといっても部屋が広い! 内装も綺麗で、家にいるみたいにリラックスして過ごせました。
プールがついていることも、水場が好きな我が家にとってはポイント高かったです。
また、このホテルの何がいいって、ナイアガラの滝へ歩いて行けること。
滝のあるエリアは公園になっているのですが、そこへは徒歩5分で行けました。
ちなみにカナダ入国で通るレインボーブリッジはホテルの目の前!
おかげでホテル到着が夕方だったにもかかわらず、その日もナイアガラの滝を見に行くことが可能に。夜8時から行われている滝のライトアップを夕食後に楽しみました。
ちなみに夏場は夜10時から花火も打ち上げられているそうです。
旅行のメインとなる2日目は、まず午前中に再度アメリカ側の滝へ移動。
行くまで知らなかったのですが、ナイアガラの滝は3つあるそうで、今回はアメリカンフォールズと、ホースシューフォールズの2つを観光しました。
この日行ったのは、アメリカンフォールズの下にある「風の洞窟」。
ナイアガラの滝の歴史を学ぶビデオを見た後、滝の底にある洞窟を通って、下側からの滝の眺めを楽しめます。
落ちてくる滝を下から見上げるのはなかなか圧巻でした。
本当は滝のすぐ近くまで行ける「霧の乙女号」にも乗りたかったのですが、時期が早すぎて今年はまだオープンしていませんでした、残念!
ちなみにカナダ側からもクルーズは出ていますが、どちらもルートはほぼ同じとのこと。
午後からは車でレインボーブリッジを通ってカナダ側へ移動。
4月12日の状況では、カナダへの入国は専用のアプリ「ArriveCAN」に入国者全員の情報(ワクチン接種情報を含む)を前もってインプット、かつパスポートの提示が必要でした。
アメリカへの入国は、我々の場合はパスポートとグリーンカード、ワクチンカードを提示しました。
ちなみに運転は、アメリカの免許証で問題ありません。
今回カナダ側でのハイライトは、滝ぞいを下っていくジップライン。
お値段は結構高めでしたが、ナイアガラの滝を横目に川の上を進んでいくのがとても気持ちよく、その価値はありました。
終点まで行った後は、何人かまとめてジープでピックアップしてくれ、元の場所まで連れて行ってくれます。
ちなみに1回じゃ物足りないという方、最初の値段には装備代も含まれるので、2回目以降は割引価格で楽しめますよ!
この日はアメリカ側に帰国して終わり、そして最終日。最後にもう一度滝を見にいき、行きに寄ったバッファローウィングのお店で再度ランチをし、後はのんびり帰宅。
移動時間が長いショートトリップではありましたが、ナイアガラの滝だけに集中したので、割とのんびりできたいい旅でした。
肝心の滝についてですが、カナダ側の方は滝の全景が見られ、写真映えがして綺麗でした。
アメリカ側は滝がすぐ目の前で見流ことができ、音と水しぶきの迫力を楽しめました。また公園内に滝となって落ちる前の川にかかった橋もあって、違った角度からも滝を鑑賞することができ、正直我が家はアメリカ側の方が気に入りました。
残念だったのは、季節が早すぎて花火やクルーズなどを逃したこと。
ナイアガラの滝への観光を考えている方、夏休みにぜひ楽しんできてください!